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競馬界最大のお祭り!凱旋門賞で好走する馬の傾向3選

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コメダンク

どーもー!コメダンクです!今回は凱旋門賞について解説します!

オルガン

日本人に最も馴染み深い海外のレースといえば凱旋門賞だね!

コメダンク

過去10年の凱旋門賞で複勝圏(1〜3着)に入線した馬から3つの視点で傾向を解説します。

凱旋門賞の傾向3選
性&年齢別

3、4歳馬が優勢。牝馬は1着寄り、牡馬は3着寄り。

生産&調教国

アイルランド産馬、フランス調教馬が有利。実績のある調教師をチェック。

血統

父(父母父)と母父はサドラーズウェルズ系、ダンチヒ系、ミルリーフ系(ネヴァーベンド系)に注目。

本記事の一部では「勝ち馬がわかる血統の教科書亀谷敬正 著)」を参考図書として執筆しています。

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目次

【基本情報】凱旋門賞ってどんなレース?

凱旋門賞基本情報
  • 競馬場:パリロンシャン競馬場(フランス)
  • 開催:第100回目(1920年創設、2021年時点)
  • コース設定:芝2400m
  • グレード:G1
  • 斤量:3歳牝馬56.5kg 3歳牡馬&4歳以上牝馬58.0kg 4歳以上牡馬59.5kg
  • 総賞金額:500万ユーロ(約6億3000万円 1ユーロ=126円換算) ※欧州No1賞金額!
  • 2020年レーティング:122.25 (14位タイ) ※世界No1ではない!
  • 出走条件:3歳以上牡馬&牝馬 ※優秀な繁殖馬の選定するためせん馬は出走できない
  • 日本馬最高成績:2着(2010年ナカヤマフェスタ、2012、2013年オルフェーヴル)
コメダンク

日本のホースマンにとって凱旋門賞を勝つことは悲願なんです。

オルガン

今年はクロノジェネシスとディープボンドの2頭が挑戦するから手放しで応援したいね。

コメダンク

果たして日本馬が勝てる見込みはあるのか?凱旋門賞で勝つための傾向を見ていきます。

【傾向①】性&年齢別

性・年齢別(2011〜2020年)
※3歳馬斤量(2017年以前or以降)
牡4(59.5kg)
8頭
牡3(56.0kg or 56.5kg)
6頭
牝3(54.5kg or 55.0kg)
6頭
牝4(58.0kg)
5頭
牡5(59.5kg)
4頭
牝5(58.0kg)
1頭
1着2着3着
2020牡4牡3牡4
2019牡5牝5牡3
2018牝4牝3牡5
2017牝3牡4牡4
2016※牝4牡4牡4
2015牡3牡5牡3
2014牝4牡4牝3
2013牝3牡5牡3
2012牝4牡4牡3
2011牝3牝3牝4
過去10年の性・年齢別着順 ※シャンティ競馬場開催

凱旋門賞の大きな特徴の1つが3歳馬の斤量の恩恵です。

走る距離で変わりますが概念的に斤量1kgは1馬身と言われていますので、軽斤量の方が有利です。

実際に3歳馬は12頭、4歳馬は13頭とほぼ同数であることから、成長による筋肉量や経験の差を斤量の恩恵がレースに公平さをもたらし、3歳馬は2016年を除くと毎年必ず1頭が3着以内に入着しています。

ただし3、4歳馬の牡馬と牝馬で比較すると、牡馬は14頭で牝馬の11頭をわずかにリードしており斤量の差以上に筋肉量が有利に働いていると考えられます。

一方で着順傾向を見ると牝馬は牝馬は1着寄り、牡馬は3着寄りとも読み取れ、同じ能力であれば1.5kgの斤量の恩恵を受けていると考えられそうです。

纏めると過去10年の傾向からは1着には牝馬、2&3着には牡馬が入着しやすく、3頭のうち1頭は3歳馬という傾向が読み取れます。

残念ながら5歳馬は3、4歳馬に比べると一段落ち、特に5歳牝馬は過去10年で1頭のみという傾向はクロノジェネシスにとっては不利なデータです。

【傾向②】生産&調教国別

生産国別(2011〜2020年)
アイルランド
11頭
イギリス
9頭
フランス
4頭
ドイツ
2頭
日本
2頭
アメリカ
1頭
オーストラリア
1頭
調教国別(2011〜2020年)
フランス
16頭
イギリス
8頭
アイルランド
3頭
日本
2頭
ドイツ
1頭

生産国はアイルランドとイギリスが他国を圧倒しており、凱旋門賞で活躍する上位種牡馬はアイルランドかイギリスで共用されているためです。

一方で調教国はフランスがイギリスとアイルランドを逆転しており、中でもフランスの半数以上の9頭をAファーブル調教師、イギリスではJ.ゴステン調教師が5頭、アイルランドはA.オブライエン調教師は3頭です。

ただし、A.オブライエン調教師は毎年複数頭を出走させますが2016年(シャンティ競馬場)で1〜3着を独占した3頭のみで他の年では3着以内に入ることができていません。

【傾向③】血統

近年はノーザンダンサー系が強く、とくにサドラーズウェルズ系、ダンチヒ系が主流。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

日本ダービーを勝つ「スピード」を追求し続けた結果、凱旋門賞を勝つために必要な馬力やスタミナの源となるサドラーズウェルズやミルリーフの血は、遠ざけられてしまったのだ。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

論より証拠、過去10年の1〜3着馬の傾向から見ていきます。

父(父系統)

(2011〜2020年)
Galileo(サドラー系)
6頭
See The Stars(ダンチヒ系)
4頭
Nathaniel(サドラー系)
3頭
Dansli(ダンチヒ系)
2頭
Motivator(サドラー系)
2頭
Siyouni(ヌレイエフ系)
2頭
ステイゴールド(サンデー系)
2頭

各1頭:Adlerflug, Cape Cross, Dubawi, Intikhab, Kingman, Lomitas, Monsun, Poliglote, Sinndar, Hernando, Tiger Hill, Lammtarra

父系統(2011〜2020年)
サドラーズウェルズ系
13頭
ダンチヒ系
9頭
ヌレイエフ系
2頭
サンデーサイレンス系
2頭

各1頭:シーキングザゴールド系、ニジンスキー系、ブランドフォード系、ロベルト系

出走馬の父はサドラーズウェルズ系かダンチヒ系が他の系統を圧倒しています。

(サドラーズウェルズ系は)欧州の自然の地形を活かしたコースでも減速しない馬力と底力が持ち味。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

ダンチヒの本質は、圧倒的なスピードと2歳戦から活躍できる体力を活かし、短距離適性が高い産駒を出すこと。そこには母系の資質を引き出す柔軟性が加わり、欧州の中距離をこなせる産駒が多数誕生したことで父系が大きく発展した。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

2系統以外のヌレイエフ系のSiyouniは2020年の勝ち馬で2019年の3着馬ソットサス、サンデーサイレンス系のステイゴールドは2012年&2013年のオルフェーヴルであることを考えると特定の馬を除けばサドラーズウェルズ系とダンチヒ系が他の系統を圧倒しています。

母父(母父傾向)

母父(2011〜2020年)
Sadler’s Wells(サドラー系)
6頭
Kingmanbo(キングマンボ系)
3頭
Danehill(ダンチヒ系)
3頭
Galileo(サドラー系)
2頭
メジロマックイーン(パーソロン系)
2頭

各1頭:Dubai Destination, Dylan Thormas, Gone West, Intikhab, Monsun, Shirley Heights, Zamindar

母父系統(2011〜2020年)
サドラーズウェルズ系
9頭
ダンチヒ系
7頭
キングマンボ系
4頭
ニジンスキー系
2頭
ミスタープロスペクター系
2頭
パーソロン系
2頭

各1頭:インリアリティ系、ブランドフォード系、ミルリーフ系、ロベルト系

母父になるとサドラーズウェルズ系とダンチヒ系にキングマンボ系が割って入ります。

(キングマンボ系は)早熟の短距離血統という父系のイメージをくつがえし、成長力やスタミナを発揮してヨーロッパにおけるミスタープロスペクター系を確立した父系。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

キングマンボ系4頭のうち3頭は日本でもお馴染みキングカメハメハの父Kingmamboです。

父母父(父母父系統)

父母父(2011〜2020年)
Miswaki(ミスプロ系)
10
Silver Hawk(ロベルト系)
3
Gone West(米ミスプロ系)
2
Kahyasi(ニジンスキー系)
2
Surumu(ハンプトン系)
2
Danhill(ダンチヒ系)
2
ディクタス(ファイントップ系)
2

各1頭:Ahonoora, Crafty Prospector, Deploy, Lashkari, Val de I’Orne, Zamindar, Last Tycoon

父母父系統(2011〜2020年)
ミスタープロスペクター系
14頭
ロベルト系
3頭
ダンチヒ系
2頭
ニジンスキー系
2頭
ハンプトン系
2頭
ミルリーフ系
2頭
ファイントップ系
2頭

各1頭:クラリオン系、ノーザンダンサー系、ブランドフォード系

父母父は欧州型ミスタープロスペクター系のMiswakiの存在感が圧倒的です。

(Miswakiは)娘アーバンシー(凱旋門賞)を通して英愛リーディングサイアーのガリレオを出し、母の父としても大きな影響力を及ぼしている。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

Miswakiを父母父に持つ馬は父がGalileo(6頭:サドラーズウェルズ系)かSee The Stars(4頭:ダンチヒ系)に限られます。

母母父(母母父系統)

母母父(2011〜2020年)
Shirley Heights(ミルリーフ系)
8頭
Darshaan(ミルリーフ系)
2頭
Green Tune(ニジンスキー系)
2頭
Riverman(ネヴァーベンド系)
2頭
ノーザンテースト(ノーザンダンサー系)
2頭

各1頭:Caerleon, Giant’s Causeway, High Top, Kaldoun, Konigsstuhl, Lyphard, Marju, Mark of Esteem, Marscay,
Miswaki, Nordico, Nureyev, Sadler’s Wells, Summer Squall

母母父系統(2011〜2020年)
ミルリーフ系
11頭
ノーザンダンサー系
5頭
ニジンスキー系
3頭
ネヴァーベンド系
2頭
ストームバード系
2頭

各1頭:カロ系、サドラーズウェルズ系、ネアルコ系、ハイペリオン系、ブランドフォード系、ミスプロ系、リファール系

(ミルリーフは)力のいる馬場、ペースの厳しいレース展開になるほど、底力が生きるので、血統表を見る際はぜひチェックしたい種牡馬である。

出典:勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷敬正 著

母母父はミルリーフ系(源流はネヴァーベンド系)が大勢し、DarchaanとMark of Esteemも含まれますがShirley Heightsの存在が光ります。

【まとめ】日本馬には不利な傾向

コメダンク

今回は凱旋門賞で過去10年複勝圏に入着した馬の傾向3選をご紹介しました。

凱旋門賞の傾向3選
性&年齢別

3、4歳馬が優勢。牝馬は1着寄り、牡馬は3着寄り。

生産&調教国

アイルランド産馬、フランス調教馬が有利。実績のある調教師をチェック。

血統

父(父母父)と母父はサドラーズウェルズ系、ダンチヒ系。ミルリーフ系(ネヴァーベンド系)に注目。

コメダンク

ん〜、日本馬にとってはプラス材料となる傾向がないです。

オルガン

日本馬の応援と予想は別。1つのレースで2つの楽しみ方があるよ。

コメダンク

もちろん筆者は日本馬や日本のホースマンを応援をします!

オルガン

それではこの辺で!行って参るよー!

本記事では「勝ち馬がわかる血統の教科書亀谷敬正 著)」を参考図書として執筆しています。

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コメダンク

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